ぶぎんレポート

目次
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企業インタビュー
「人が喜ぶ会社」を経営理念に掲げ躍進する左官業における技能者集団ギノウス 株式会社 代表取締役社長 川﨑 浩司 氏
- 5000年前のエジプトのピラミッドに漆喰が使われていたり、日本の縄文時代の竪穴式住居に土壁が施されていたり、古の時代から建物を建てる際に用いられてきたのが左官の技術である。そうした左官業の世界において、マンションやビルといったゼネコンの専門工事業から商業施設の専門工事業にシフトし、利益率を引き上げながら躍進しているのが、三芳町に本社があるギノウス株式会社だ。大学4年生のとき、創業者である父が急逝し、後を継ぐ決心をしたのが、現社長の川﨑浩司氏である。どのような思いで会社を引き継ぎ、経営者としてどう従業員を導いてきたのか。自ら構想した今後50年間にわたる壮大な長期ビジョンの全容もあわせて、川﨑社長に話を伺った。
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調査レポート
埼玉県の中小企業における経営課題についてぶぎん地域経済研究所 専務取締役/チーフエコノミスト 大西 浩一郎
- 中小企業の存在感が高い埼玉県経済は、全国と同様に緩やかに回復しており、当面そうした基調が継続するとみられる。県内企業が、今後景気回復の果実をより多く享受していくためには、販路拡大と同時に、仕入価格上昇分の販売価格への一層の転嫁などの短期的な課題と、労働生産性の向上など中長期的な課題に取り組む必要がある。そこで本稿では、最近の各種調査や当研究所が把握する取組み事例等を通じて、県内企業の収益体質強化に向けた取組み状況をみたうえで、更なる強化の条件について考察し、埼玉の中小企業経営者の参考に供することとする。
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TOPIX
女性に選ばれる企業を目指す―「ウェルビーイング経営講座」 開催
- 武蔵野銀行とぶぎん地域経済研究所は、筑波大学スマートウエルネスシティ政策開発研究センターと共同で、埼玉県内の中小企業を支援するプログラム「女性に選ばれる企業を目指すウェルビーイング経営講座」を実施(実施期間は2025年12月~2026年2月)した。女性が働きやすい職場環境の整備と、企業経営におけるウェルビーイングの重要性を体系的に学ぶことを目的とした講座で全3回構成。県内を中心に24社の経営者と実務担当者計39人が参加した。初回の12月19日は、筑波大学大学院・久野譜也教授が、「なぜ今、女性を核としたウェルビーイング経営が求められるのか」をテーマに講演した。
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ちょい旅彩の国
伊奈町制施行記念公園 バラ園ーバラのまち 伊奈町
- 埼玉県伊奈町の町制施行記念公園内にあるバラ園は、県内最大の規模を誇る本格的なバラ園です。雄大な敷地に咲き誇るバラの香りと色彩は、訪れる人の目をひときわ鮮やかな世界へと引き込み、思わず足を止めて見入ってしまうほどの深い魅力を放っています。昭和62年、約270株のバラでスタートしたバラ園は、平成2年にバラが「町の花」として制定されたことを契機に、本格的な整備、拡張が進みました。現在では、第1から第3バラ園合わせた約1.4ヘクタールの敷地に、約400品種5,000株のバラが植栽されています。春と秋の年2回には、園内いっぱいに咲き誇るバラを楽しもうと、多くの人々が訪れています。
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健康経営トップランナー企業の取り組み 第9回
環境経営と健康経営を両軸に、社員が家族を入れたいと思う企業文化を作りたい日東精密工業 株式会社キャリア&ライフサポーターズ株式会社 代表取締役社長 笹尾 佳子 氏
- 昨今、健康経営を経営戦略として積極的に取り組む企業が増えてきました。経済産業省などが健康経営を進める企業を顕彰する「健康経営優良法人認定制度」の中小規模法人部門今年度19,796法人が認定を受けました。そのうち上位500位までが【ブライト500】、501位から1500位までが【ネクストブライト1000】の認定を受けますが、今回は、【ネクストブライト1000】の認定を受けた企業の取り組み事例をご紹介します。
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経済コラム
chapter 89円安をめぐるあれこれぶぎん地域経済研究所 専務取締役/チーフエコノミスト 大西 浩一郎
- 昨年来のドル円相場を振り返りますと、2025年半ばの1ドル140円台から、高市政権の発足を境に150円台へと円安に拍車がかかりました。これまで為替円安の根拠とされてきた日米金利差が日米中央銀行の金融政策などを背景に縮小したにもかかわらず、2026年入り後にかけて1 ドル160円を窺う展開となりました。日米通貨当局によるレートチェックの観測から円が買い進まれる局面もありましたが、再び円安方向の圧力を感じる状況となっています。2022年までの非常に長い間1ドルは概ね100円台~110円台で、わが国経済のテーマが「円高」の克服であったことを考えますと隔世の感があります。
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埼玉の隠れた銘品百選67
新座クラフト株式会社システムアドバンス
- 新座初のクラフトビールである「新座クラフト」には、柑橘系のさわやかな香りとほどよい苦味の「IPA」、アロマホップの華やかな香りが特徴の「ぺールエール」、軽い口あたりと麦の甘みの「へレス」、そして柔らかでフルーティーな「ヴァイツェン」の4種がある。新座市内を中心に、できるだけ多くの皆さんに好きになってもらおうと、尖りよりは飲みやすさを追求したという。実はこの地ビール、市内の電子部品メーカー「株式会社システムアドバンス」の本社屋の一角で醸造されている。同社の本業であるフォトマスク(半導体の微細回路の設計図)からはあまりにかけ離れているが、「1978年の創業から新座に育まれて約50年、今度は当社が新座を盛り上げたい」という地元愛の強さを知れば納得がいく。
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ぶぎん地域経済研究所 海外視察
インド経済視察ツアー報告ぶぎん地域経済研究所 専務取締役/チーフエコノミスト 大西 浩一郎
- ぶぎん地域経済研究所は、2026年2月10日から2月14日まで3泊5日の日程でインドを訪ねました。同国は人口14億人を超える世界最大の経済市場で、政府の「メイク・イン・インディア」政策のもと製造業が急速に発展しています。今回のツアーは、首都デリー郊外の日系企業の生産拠点の視察などを通して、今後日本にとって重要なビジネスパートナーとなるインドの最新の経済産業事情に触れることを目的としたものです。視察ツアーには、事務局を含めて20名が参加しました。
