調査レポート

ぶぎんレポート

ぶぎんレポート 2020年11月号
No.248
ぶぎんレポート 2020年11月号
ぶぎん経営者クラブ会員限定

目次

企業インタビュー
24時間・365日対応で異彩を放つ高所作業車特化の建設機械レンタル会社
株式会社オートレント 代表取締役 上野 拓也 氏
建設機械レンタルの市場規模は1兆2,000億円超にまで膨らんでいる。その一方で、大手のレンタル会社を中心に市場の寡占化の動きが強まっている。そうしたなか、高所作業車に特化し関東エリアでの存在感を増しているのが、川口市に本社を置くオートレントなのである。持ち前の小回りのよさをフルに活かし、痒い所に手が届く24時間・365日のきめの細かいサービス対応で、顧客との信頼関係をがっちりと築いている。異彩を放つ同社の強みの源泉などについて、創業社長である上野拓也氏に話を聞く。
調査レポート
快走するシェアサイクル市場
ぶぎん地域経済研究所 調査事業部副部長兼主席研究員 藤坂 浩司
近年、都市部を中心にシェアサイクルの市場が拡大している。シェアサイクルはコミュニティサイクルの一形態で、市街地にある空き用地などを組み合わせ、最新のICT(情報通信技術)を活用した形でサービスを提供するビジネスである。サービスの普及地域では、コンビニエンスストア感覚でいつでも気軽に利用できることが支持層の拡大につながっている。また、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、公共交通機関を避けて自転車で移動する人が増えていることも普及を後押ししている。本稿では、シェアサイクルのビジネスモデルについて、本県の動向に触れながら紹介する。
生誕180周年
NHK大河ドラマ「青天を衝け」放送記念
時代の変革者 渋沢栄一の半生
第3回:深谷編(下)
ぶぎん地域経済研究所 取締役 研究主幹 松本 博之
2021 年NHK大河ドラマで、栄一翁を主人公にした「青天を衝け」の放送、2024年から発行される新紙幣1万円札への肖像の採用が決まった。また2020年は栄一翁の生誕180周年の記念すべき年でもある。そこでNHK大河ドラマ放送に先駆けて、幕末期から明治という激動の時代に、いかに時代の変革者として活躍したかという内容を中心に彼の半生を紹介していきたい。学術論文でもなく、小説でもない、身近なエピソードを盛り込み、等身大の栄一翁の半生を描くことができたらと思う。史実に忠実で、かつ読み易い文章を心掛け、来年のNHK大河ドラマが“10 倍楽しめる” ような内容にしていきたいと思っている。
TOPIX
プロバスケットボールクラブ
越谷アルファーズ
B.LEAGUEに加盟し、B2参戦2年目となる「越谷アルファーズ」。その運営法人・株式会社フープインザフッドの代表取締役浅井英明氏から、チームの紹介や見どころ、今後の抱負などを伺いました。
経済コラム
chapter 29
働 く こ と で 得 ら れ る も の
ぶぎん地域経済研究所 専務取締役/チーフエコノミスト 土田 浩
「生き生き働く」イメージとは、どんなものだろうか?そこには「職場」という舞台も大きな役割を果たしているのではないだろうか?オンライン・ツールは強力な新兵器であるが、リアルとオンラインを上手く使い分けるにはどうしたらよいのだろうか?
埼玉の隠れた銘品百選⑦
佐々商店のおせち料理
株式会社佐々商店
和惣菜、煮豆、佃煮などの製造・販売で、長年にわたり評判を築いてきた佐々商店。ここのおせち料理は、一品ごとに地域の特産物を厳選し、格調高い味わいを醸し出している。
ぶぎん税務相談
所得税の改正について 1
令和2年分の所得税について改正等がありましたので、新設または改正された内容を説明します。
小が大に勝つランチェスター戦略
第7回講座
商品の差別化
ランチェスター戦略コンサルタント 福永 雅文 氏
大きな会社は有利で小さな会社は不利である。しかし、戦略次第で小が大に勝つ可能性は見いだせる。この「弱者逆転」するための理論と実務の体系が「ランチェスター戦略」である。多くの企業がこれを学び、自社の戦略づくりに活用してきたことから、わが国において競争戦略・販売戦略のバイブルといわれる。埼玉県の企業の経営相談の実績も豊富なランチェスター戦略コンサルタント福永雅文氏が事例を交えて中小企業向けに解説していく。
人生100年時代の楽しみ方⑦
マウンティングおじさんにならないために
フリーランスライター 篠原 克周 氏
みなさんは、もし100歳まで生きるとしたら、どんな人生を送ってみたいですか。ここでは、人生100年時代を楽しむ、ヒントやアイデアを探ります。第7回のテーマは「マウンティングの予防策」です。