調査レポート

ぶぎんレポート

ぶぎんレポート 2020年5月号
No.243
ぶぎんレポート 2020年5月号
ぶぎん経営者クラブ会員限定

目次

企業インタビュー
創意と工夫で着実に地歩を固める飲料の製造および自動販売機のオペレーション会社
株式会社コスモフーズ 代表取締役社長 北池 直 氏
毎日、大勢の人が利用している自動販売機。2018年末時点で日本国内には423万5,100台もの自動販売機があり、その内57.2%に当たる242万3,800台が飲料の自動販売機で占められている。品切れがないよう商品を補給して飲料の自動販売機ビジネスを支えているのがオペレーション会社であり、さいたま市に本社のあるコスモフーズもその1社である。どうしたら1本でも多く売れる自動販売機にできるのか──。その奥深いオペレーションの世界のことなどについて、長年現場の先頭に立ってきた北池直社長にお話を伺った。
調査レポート
埼玉県への訪日外国人観光客の現状と今後の施策について
ぶぎん地域経済研究所 調査事業部 副部長兼主席研究員 藤坂 浩司
わが国を訪れる外国人観光客が、年々増加している。これま での訪日観光は、ゴールデンルートと呼ばれる代 表的観光地を中心に巡るコースに人気が集まるが、 今後はそれ以外の地域への訪問が期待されている。 本稿では、本県への訪日外国人旅行者の現状を考 察すると同時に、今後の施策について考える。
彩の国 企業探訪
株式会社 光英科学研究所
株式会社光英科学研究所は、70年 以上にわたり乳酸菌を発酵させて作る乳酸菌生産物質の開発、製造を手掛けてきた。先代より受け継いだ“乳酸菌生産物質で、世界人類の健康増進に貢献する”という企業理念の基、村田公英社長を先頭にして、地道に事業に取組んできた。今後は中核の機能性食品事業から、一般食品や化粧品原料へとさらなる事業領域の拡大で飛躍を目指している。
ぶぎん税務相談
第24回 生命保険金の課税について
生命保険金は、保険契約の内容によっていろいろな場合に支払われますが、その課税関係は複雑なものとなっています。具体的には、支払われた生命保険金の受取人、その保険料を誰が負担していたのかなどの違いにより課税される税金が違ってきますので、ケース別にご説明します。
経済コラム
chapter 24
人間味と行動経済学
ぶぎん地域経済研究所 専務取締役/チーフエコノミスト 土田 浩
近年、目ざましい進展を遂げているのが「行動経済学」の分野である。心理学や社会学の知見も活用しつつ、人間の意思決定のクセの数々を、実証的な研究を積み上げて解き明した。行動経済学を通じて、人間が犯しやすい意思決定のパターンを知っておけば、自分自身の判断ミスを未然に防げる可能性が高まる。巧みなマーケティング手法や詐欺まがいの誘いに対しても、冷静な対応ができるようになるだろう。
埼玉の隠れた銘品百選②
「一日一福」をお手伝いする想い
大福神漬
株式会社 河村屋
深谷産の大根を塩漬けし、2年半寝かせる。野菜本来の旨みがなくならないよう、熟練職人が手切りする甘口醤油だれで、じっくり漬け込む。―― 厳選された国産野菜を使い、手作りの製法を守る
小が大に勝つランチェスター戦略
第2回講座
小が大に勝つ三原則
ランチェスター戦略コンサルタント 福永 雅文 氏
大きな会社は有利で小さな会社は不利である。しかし、戦略次第で小が大に勝つ可能性は見いだせる。この「弱者逆転」するための理論と実務の体系が「ランチェスター戦略」である。多くの企業がこれを学び、自社の戦略づくりに活用してきたことから、わが国において競争戦略・販売戦略のバイブルといわれる。埼玉県の企業の経営相談の実績も豊富なランチェスター戦略コンサルタント福永雅文氏が事例を交えて中小企業向けに解説していく。
人生100年時代の楽しみ方②
いざという時のための男の料理 ‐ 超初心者編 -
フリーランスライター 篠原 克周 氏
みなさんは、もし100歳まで生きるとしたら、どんな人生を送ってみたいですか。ここでは、人生100年時代を楽しむための、ヒントやアイデアを探っていきます。第2回のテーマは「男の手料理」です。
新連載 ちょい旅 “彩の国”
さいたま市岩槻人形博物館
今回から新しい連載企画として、埼玉県の名所・旧跡や観光スポット、埼玉発祥の文化などを巡る「ちょい旅 “彩の国”」をスタートします。初回は、「人形の産地」さいたま市岩槻区に今年2月に開館した「岩槻人形博物館」を取り上げます。