調査レポート

ぶぎんレポート

ぶぎんレポート 2019年10月号
No.236
ぶぎんレポート 2019年10月号
ぶぎん経営者クラブ会員限定

目次

企業インタビュー
「感謝報恩」の精神で70年の歴史を刻み新に「100年企業」を目指すクリーニング会社
株式会社 武蔵屋 代表取締役社長 小林 総子 氏

旧国鉄と取り引きするチャンスを摑み、持ち前の誠心誠意の姿勢で信頼を勝ち取る。そして寝台車や客車、新幹線こだま号などの座席カバーのクリーニングを受注し、リネンサプライ事業へ進出。食品工場向け等のユニフォームのレンタル及びクリーニング事業にも力を入れている。そん な同社の軌跡と強みを3代目社長の小林総子氏に聞く。

海外視察レポート
ロシア極東地域 経済視察報告
ぶぎん地域経済研究所 取締役調査事業部長 松本 博之

ぶぎん地域経済研究所はぶぎん経営者クラブ会員企業を対象にしたロシア極東地域経済視察 を7月2日(火)出発、同8日(土)帰国の4泊5日の日程で実施した。今回は成田空港から 3時間足らずのフライト時間で行ける“日本に最も近いヨーロッパ”として観光面でも脚光を 浴び始めたロシア極東地域のハバロフスク市とウラジオストク市を訪問し、経済や産業の特徴 や社会インフラの状況などの視察を中心に視察ツアーを実施した。

講演録
HONDAで学んだものづくり戦略と人材育成
ルーセント・ライフ・コミュニケーション代表 有波 康治 氏
戦後に誕生したホンダは世界の二輪車市場、四輪車市場を席巻するメーカーとなった。その躍進には、創業者・本田宗一郎の起業への想いやものづくりへの熱い情熱、そしてさまざまな挑戦があった。それが今も〝ホンダスピリット〟となって脈々と受け継がれている。
経済コラム
chapter 17 エコノミスト苦難の時期
ぶぎん地域経済研究所 専務取締役 土田 浩
エコノミストの得意技と言えば、過去の時系列データに立脚した状況変化の要因分解や相関関係の導出である。市場経済の下で生じる経験則が基本となる。国際紛争や軍事的脅威により、自由な経済活動が阻害される状況下では、定量的な時系列分析は切れ味が鈍る。
ぶぎん税務相談室
第17 回 小規模宅地等の特例 その1
被相続人や生計を一にしていた親族「被相続人等」の居住の用に供されていた宅地等(特定居住用宅地等」に限定してご説明します。
部下育成にさらに自信がつく12 か月
実践させよう、報連相
報連相もコミュニケーションの手段です
株式会社オフィスあん 代表取締役 松下 直子 氏
部下の積極的な報連相を引き出し、仕事の質を高めるための要点を解説する。
JETRO アジア経済セミナー11
ミャンマー連邦共和国
独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ) 大阪本部事業推進課プロジェクトマネージャー 竹内 直生 氏
「東南アジアのラストフロンティア」と言われるミャンマーは、2011 年の民政移管以降高い経済成長を維持している。2016 年に発足した、アウンサンスーチー国家顧問率いる国民民主連盟(NLD)政 権のもと、外資規制の緩和や関連制度の整備など、国内の経済改革が急ピッチで進められている。
JETRO 経済セミナー
オーストラリア連邦
独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ)海外調査部アジア大洋州課 リサーチ・マネージャー 北見  創 氏
日本にとって豪州は、アジア太平洋地域における外交・安全保障の面で重要な国であり、日豪は基本的価値と戦略的利益を共有する特別な戦略的パートナーシップ」にある(出典:外務省)。両国は、米国、インドと共に「自由で、開かれ、包摂的なインド太平洋地域」を推進している。