調査レポート

ぶぎんレポート

ぶぎんレポート 2019年3月号
No.230
ぶぎんレポート 2019年3月号
ぶぎん経営者クラブ会員限定

目次

企業インタビュー
全社員の力を引き出し次世代へバトンタッチ
株式会社向山工場 代表取締役社長 向山 勝 氏

「鉄にたくす豊かな社会」を合言葉に、川口市に本社、久喜市に電炉の製鋼・圧延一貫工場を構える向山工場は、関東エリアにおける鉄筋用の細物小棒での盤石な地歩を固めている。1946年10月の 創業から、どのような苦難を乗り越えて現在に至り、そしてこれからどのような歩みを考えているのか、伺った。

調査レポート
先端産業レポートⅡ
第3回 医療機器
ぶぎん地域経済研究所 調査事業部 次長兼主任研究員 藤坂 浩司

先端産業レポートⅡの第3回は「医療機器」を取り上げる。医療機器は、人の生命や人体の機能に影響を及ぼすことから、高い技術力が求められる。付加価値が高く、次代の成長産業とも言われている。本県では医療機器を重点産業として位置づけ、育成に力を入れている。本稿では県内の医療機器に関する動向を紹介する。

産業歴史探訪
第五回 鉄道事業
ぶぎん地域経済研究所 取締役調査事業部長 松本 博之

埼玉県の鉄道事業は、現在の高崎線にあたる鉄道が明治政府の殖産興業の視点から、最重要路線の一つとし敷設されたという歴史を持つ。その後は、県内各地と東京都内を結ぶ多くの民営鉄道が建設され、県内産業の発展や都市形成の促進に寄与した。本稿では鉄道事業の明治、大正期を中心に昭和初期までの発展の歴史を解明する。

経済コラム
chapter 10 「働き方改革」にどう向き合うか?
ぶぎん地域経済研究所 専務取締役  土田 浩

国を挙げて「働き方改革」が叫ばれている。今後の日本の少子高齢化に対処するには、働き手を増やす、出生率を上げる、労働生産性を上げることが必須との共通理解が背景にある。ただ、ちょっと心配なのは、「働き方改革」という言葉だけが先行して、自社は何をすべきか、何をしたいかという肝心な議論が置き去りにされていないかということである。

彩の国企業探訪
マメトラ農機株式会社

マメトラ農機株式会社は戦後まもなく誕生した小型農機具メーカーの名門として知られている。社名のマメトラは、“マメに働く農家の虎の子” のキャッチコピーを意味し、農家にとってかけがえのない大切な機械(財産)を届けたいという思いから、丈夫で長持ちをするモノづくりにこだわり続けてきた。戦後、日本の農業と共に歩んできた同社は、これからも農家に寄り添いながら支持される製品づくりに取り組んでいく。

ぶぎん税務相談室
第11回  申告を訂正するときは?

 先日、医療費控除の適用を受けるため平成30年分所得税の申告書をe-Taxにより提出しましたが、その後に30年中に支払った医療費の新たな領収書が出てきました。この領収書の分は、来年の申告の時の医療費に入れてよいでしょうか。

部下育成にもっと自信がつく12カ月
終わりよければすべてよし
部下育成であなたが手に入れるものとは何か
株式会社オフィスあん 代表取締役 松下 直子 氏

部下の行動は、上司によって左 右される。これほどやりがいのある役割をどう全うするか。いま一度考えてみよう。

JETRO アジア経済セミナー7
インド
独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ)  海外調査部アジア大洋州課 西澤 知史 氏

 近年7~8%の高い経済成長を続ける超大国インド。13億人を超える人口を背景とした消 費や、企業の設備投資が好調で、政府は2018年度(4月~翌3月の実質GDP成長率を7.2%と推計する。世界銀行やIMFは2019度以降も 7%台後半の成長を予測している。

ぶぎんのあるまち
ひな人形と花のまち
鴻巣

埼玉県のほぼ中央にある鴻巣市。江戸時代には中山道の宿場町として栄え、三八〇年余の伝統を誇る「ひな人形のまち」として、また近年では「花のまち」としても全国にその名が知られています。